このセクションでは、Amazon S3 ストレージの使用についてご紹介していきます。
S3 サービスに初めてアクセスすると、下記のようなページが開きます。ここで、[ バケットを作成 ] ボタンを押します。
バケットの作成
下記のバケットを作成のページでは、バケット作成に必要な設定を行います。
・バケット名:グローバル空間で一意と名前
・AWS リージョン:バケットを作成するリージョンを選択
・オブジェクト所有者: ACL無効(推奨)を選択
Amazon S3 バケットでは ACL を無効にし S3 オブジェクトの所有権に [バケット所有者の強制]することが推奨されています。バケット所有者を強制することでバケット内のすべてのオブジェクトを自動的に所有させ、完全に制御できるようになります。
・パブリックアクセスをすべてブロック:チェック有
・バケットのバージョニング:無料枠利用のためここでは無効にするを選択(実際の運用では必要に応じバージョニングは有効にしてください)
・暗号化タイプ:バケットに保存するオブジェクトの暗号化タイプを指定
(デフォルトの Amazon S3 マネージドキーを使用した暗号化で良い)
・バケットキー:特に変更不要
一通り設定が終わったら、[ バケットを作成 ] ボタンを押します。
・オブジェクトロック:無効にする
正常であれば、S3 のバケットが新しく作成されます。
データ(オブジェクト)の保存
Amazon S3 サービスのページでバケットを選択します。
S3 に保存したデータをアップロードします。
ここでは、1201.jpg ファイルがアップロードされたことが確認できます。
ここでは特に変更はありません。
アクセス許可も特に変更はありません。
保存するS3のストレージクラスを指定します。
・ストレージクラス:運用に合うクラスを選択
以下設定を行い、[ アップロード ] ボタンを押します。
・サーバー側の暗号化:暗号化キーを指定しない(デフォルト)
・追加のチェックサム:オフ(デフォルト)
正常であれば、データはS3 に保存されます。
S3に保存したデータは参照することもできます。