このセクションでは、無料ダイナミックDNSサービス「DDNS Now」を使ったダイナミックDNSの設定について紹介していきます。
無料ダイナミックDNSサービス「DDNS Now」で事前にサブドメインとパスワードを登録します。
無料ダイナミックDNSサービス「DDNS Now」で登録した情報をもとに、DDNSを定期的に更新する cron 設定を行います。
[root@pub-web ~]# crontab -e
下記設定をします。下記では、1分間隔で 定期的に” ” 内 URLにアクセスしています。そしてその結果をログに出力しています。
0-59 * * * * wget -O DDNSNow_update.log "https://f5.si/update.php?domain=(登録アカウント名)&password=(現在のトークン情報)"
(現在のトークン情報)は、DDNS Now ログイン後の詳細設定ページで確認することができます。
以上で、ダイナミックDNSの設定は終わりです。
cronによって定期的にDDNS Now にアクセスし、動的のグローバルIPアドレスと登録したサブドメインの紐づけが自動的に更新されるようになります。
ここからは補足となります。
DDNS Now のサイトでは、cron設定する password に(トークン情報)ではなく(登録パスワード)を指定する方法が紹介されていたのですが、(登録パスワード)では 正常に動作しませんでした。
0-59 * * * * wget -O DDNSNow_update.log "https://f5.si/update.php?domain=(登録アカウント名)&password=(登録パスワード)"
(登録パスワード)を指定して所定のURLにアクセスすると、下記エラーとなります。
(トーク情報)を指定した場合には、処理が下記のように正常に完了します。